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前回の記事からのつづきです。。
一応なんですが、通っていた高校では英語に力を入れているクラスにいたので、普通科の子たちよりは英語は出来るつもりでいました。 その時点では。。。
ホームステイでは、生徒1人に対し1家族なので、現地のスクールに行ったときでないと日本人の友達に合う事はできません。(英語レベル的に小中一貫校の小学校のクラスに行っていました)
もちろん、ホストファミリーは一切日本語は話せないので、けっこう過酷でした。 しかも、オーストラリア英語ってご存知の方も多いように、学校で習うアメリカ英語やイギリス英語とも違う訛りがあるのです。
よく知られているのが、「Today」とか「eight」などの「エイ」という発音が「アイ」と発音されます。
だから、話の流れで「Let's go to the river on next sunday!」なんて提案されようものなら、「は?サンダイ??何それ???」となってしまったわけです。
もちろんこちらも同じようにオーストラリア英語の発音で話さないと、「Han?」とか「Pardon?」とか聞き返されてしまうわけです。
あちらは全然普通に聞き返しているつもりのようなのだが、やっぱり「ハァン?」とか聞き返されるとちょっと辛いわけ。。
この時は、自分の人生の中で一番英語の勉強をしている時期だったとは思うのですが、なぜか話せない。 いや、頭ではわかってはいても、文法の事ばかりを考えてしまってうまく口から言葉が出てこないといったかんじ。
しかも、自信がないから声も小さくなりがち。だから余計に「また聞き返されちゃった、今度は間違えないようにしなきゃ」とどんどん話せなくなってしまったのでしょうね。。。
それでもファミリーは質問攻めをするのだ。 「学校では何が流行っているの?」「家族は何をやっている人?」とか。
それに対しては、ホント単語を並べただけだったり、Yes or Noとかso-soとか気の利かない返事しかできませんでした。
当時の英語の授業はどちらかというとテストや受験で役立つような英文法ばかり。 授業を受けている間は、この単語を覚えれば… この文法を覚えれば… と思っていましたが、日常使うような単語じゃないんですよね。。。 浅はかな考えでした。
もう惨敗!って感じ。
その後、リベンジを企み某英会話スクールにも通ってみました。
「あなたは基本的には話せるんだけど、短文が多いので、接続詞などを使って長文に変えられるといいですね」というカウンセラーの言葉で私は中の上のクラスに振り分けられました。
今度こそは話せるようになるんだ~♪ なんて思っていたら、やっぱりあまり話せるようになったという感覚は無いのです。
今思い返すと、英会話スクールなので確かに会話に重点を置いていたとは思うのです。 だけど、こんなシチュエーションはめったに起きないだろう…という内容の会話練習だったり、やっぱり文法のレッスンはありました。
まぁ、文法もある程度やらないと変な話し方を直せないんだけどさ。。。
結局、英語関係に進学することも就職することもなく。。。 そして英会話に対する情熱もなくなってしまったわけで。。。 おかーさんごめんなさ~い!
その後、仕事で英会話をほとんど必要とすることもなかったので、人間話していないとやはり忘れるものです。
外国人の方に道や電車の行き先を聞かれる機会が訪れても、「Sorry,I can't speak English.」で済ませてしまうこともあって。あっちはあっちで「話せるやん!」って思ったかもしれないですね。
でも聞かれたことは分かっているのに、どうも説明する自信がなくて申し訳ないことをしてしまいましたね。
そうそう、話は逸れてしまいましたが、オーストラリアのファミリーとはその後も手紙や電話のやり取りはしていたのです。
いつも「I want to visit to your home again!」とか「see you soon!」って言ったり書いたりしていたんですけどね。
オーストラリアには行っていません。嘘つきですね(汗)
2年位は文通が続いていたのですが、忙しくなってしまったり英文を書くということが億劫になってきてしまって。。 結局は自然消滅になってしまいました。
今もあのファミリーは元気なんだろうかぁ。。。 手紙を書こうにもまだ実家にあちらから届いた手紙をとっておいてあるかが謎。。。
そうそう、話が逸れちゃったんですが、日常英会話とトラベル英会話では英語を話すという面では同じ事ですが、レベルでいったらトラベル会話が初級でいいなら、日常会話は中~上級かな?とも感じます。
これは話す相手や内容にもよるのだけど。。。
知っていたほうがいい単語量もトラベル用では日常の3分の1以下とかでも足りるのではと思います。
この辺は私は素人ですので、あくまでも個人的意見で書きますけど。。。
トラベル用では滞在日数も少ないですし、そんなに特別なことってないと思うのです。
・飛行機に乗って…
・ホテルにチェックインして…
・現地のお店やテーマパークなどに出かけたり…
・レストランで食事して…
・現地の公共機関を使って…
行動パターンなんてざっとこんなもんじゃないでしょうか。 上の行動パターンならほぼ「○○please」で済ませられることがほとんどです。
英会話本などではまどろっこしく書いてあったりしますが(全文言えた方がかっこいいかもしれないけど)、通じるのであればもっとシンプルでいいのでは?
「Check in please」「Ticket please」とか「(メニューなどを指差して)please」で用は足りてしまいます。
レストランで自分の食べきれる量なのか心配な場合、「How large is this?」とか一応聞く。
必要があれば、数字や名詞を補ったり、あちらから聞いてくることもあるのであとはそれに yes or noとか答えればいいんじゃないかと。
トラベル用では、ある程度の名詞・動詞に加えてwhichとかwhereなどの疑問詞がくっつけられればなんとかなったりします。
私は地図を読むのが得意ではないので、「Where is ○○?」とか「How can I get to ○○?」などの道の聞き方英語よく使います~。
あ、あと郊外行きの特急列車もよく乗るので、「Does this go to ○○?」 これ毎回使う。 違う電車乗っては大変なんでね。。
こんなもんじゃないかなぁ。ホントによく使うのなんて。。。 シチュエーションによっては他の表現を使ったりもするのだけど。。。
これが日常会話ともなるとまたわけが違う。
例えば「今日はどんな一日だった?」と聞かれようものなら、名詞・動詞だけではなく話を盛り上げるためにも形容詞とかそうゆうのも入れていかないとうまくまとまらない。
そういえば、ホームステイの最後の日のさよならパーティーというのに、女子はみんな浴衣を着ていったのですが、みんな造り帯を持っていくと言っているさなか、私の母は着付けの仕事をしていた関係もあって普通の帯じゃないと許されなかったのですね。。。 あぁ過酷。
もちろん出発前に何回か練習はしたのですが、実際着る時になってうまく力が入らなかったりして、三女に手伝ってもらったんですよね。
その時に「ここを膨らませて」とか「この部分をここに巻き込んで」なんていう説明ができな~い!!
ジェスチャーでなんとかなったけど。
そうそう、片桐はいりさんのエッセイで「動詞はジェスチャーでなんとかなるから、身振り手振りでなんとも表現できない形容詞をたくさん覚えた方がいい」なんて書かれていたなぁ。
まさにその通りだなぁと思います。
また話が脱線しましたけど、トラベル会話ではこちらからの質問にはyes or noで返ってくるものが多く、質問パターンも少なくて済むということ。
ホテルや空港では聞かれることがたいがい予測がつくので、答え方のパターンを覚えておけば楽勝ってことです。
日常会話では、あんな話やこんな話と内容が予測がつかないということ。様々な単語や言い回しをたくさん覚えておいたほうがいいかなぁと思います。
結局のところ、自信なさげにもじもじ話される方が嫌がられるかもしれません。
あとは、自己暗示ですよね。 「私は英語が話せる!」 って思いこみ大事かも。
この思い込みのおかげで、オーストラリアではあんなに話せなかったのに、今の方が覚えている単語量も少ないはずなのにもっと会話がスムーズにできている気がします。
この自己暗示をしてみた日常英会話Before,Afterの結果をいつか記事にしてみたいと思います。 内容がそんなに面白くはないかもしれないので、気が向いた時にします。
やっぱり英語が話せると楽しい♪