逆に質問をされることもしばしば。
最も多い質問は、一人旅なんて危険じゃないの? 英語得意なの?
この2つがホントによく聞かれます。
「一人旅ってやってみたいけど、なんとなく治安とか不安だし、英語話せないし。。」とためらっている人たちを見ていると勿体ないなぁ。。。 などと思ってしまう。
…とちょっと上から的な表現で書いてしまったけど、私、英語ペラペラなわけではありませ~ん(笑)
だって、私の旅先はヨーロッパだから、英語を完璧にする必要がないのです。(オイッ!)
ヨーロッパ諸国では、イギリスを除いてはほとんどの国がそれぞれ「○○語」という言語を持っていますからね。
とはいっても、私の場合1回の旅行で2カ国は行くので、地球の歩き方の後ろのページに書いてある各言語の例文を全て覚えていくのは骨が折れます。
ヨーロッパの都市部では英語が通じやすいので、実際に現地で話すのは英語です。それも実際に使うであろう英語表現だけに絞って覚えていきます。(姑息な手段です)
最低限の英語表現でも「日本人が一生懸命しゃべってます!」感が伝わるのか、少々文法が間違っていようと理解してくれます。皆さん優しいです。
とはいえ、最低限あいさつくらい(場合によっては数字も)は各国の言葉を覚えたほうが印象はいいはずだと思うので簡単な言葉は覚えていくようにはしているのです。
実際、チェコを周っている間にこんなことがありました。
とある少し大きめのブティックに立ち寄って、チェコ語で「Dobrý den!(ドブリーデン)」(こんにちは)と元気に入っていったのです。
このようなお店に入ったら大概「何かお探しですか?」と聞かれるのは決まっていると思うので、「Ano,Viviennne Westwood prosím. (アノ,ヴィヴィアンウエストウッド プロシーム)」(はい、ヴィヴィアンウエストウッドを) と言うと、ショップスタッフの男性は驚いていました。
「君はチェコ語話せるのか??」と。 あいさつくらいしか分からないので、イングリッシュプリーズと言ってしまいましたが。
後に、チェコ語指差し会話の本に書かれていたのですが、チェコ語を話すのは人口的に少ないので、あいさつだけでもされると現地の人たちはやはり嬉しいようです。
それって、私たち日本人が明らかに旅行者であろう外国人に「コニチハ」と言われて嬉しいのと同じ事ですよね。
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それから、ヘルシンキ街歩き の時に行ったマーケットのおじ様。 フィンランド語でこんにちはは「Hei」ですので、英語とさほど変わらないですね。
おじ様は、「僕は英語あまり上手じゃないからフィンランド語と混ざっていてごめんね」とアンティーク商品の説明を一生懸命してくれたのです。
フィンランド人はシャイだという事前情報があったのだが、これはほぼ当たっていると言っていいと思う。 皆さん親切なんだけどどこか控えめなんですよね。
当時はそこまで思わなかったけど、この後他の国も見てみてより思いましたわ。
「これはホットワイン用のグラス」とか「これ日本の芸者ガールでしょ」とか。いろいろとお話してくれたんですけどね。。
結局、ガラス物は割れたら嫌だからということで、古切手コレクションしか買えなかったのですが。
とても楽しかったので、フィンランドに来た記念に写真に入ってもらいました。
最後は「kiitos(キートス)」(ありがとう)でお別れ。
オランダらしい風景 にて、写真は一緒に撮っていないのですが、風車の中を案内するおじ様もまた気さくな方でした。彼の家族の話も聞きました。
この年は、出発3ヶ月前に東北の地震があったばかりだったので、正直放射線がらみで避けられるんじゃないかなぁなんて少々不安に思っていたのです。
どこかの国の入国審査でしつこく調べられたなんていうニュースも見ていたし。。。
実際に行ってみると全然そんなことはなく、むしろ「地震怖かった?大丈夫だったの?」とか心配されることがほとんどでした。
アムステルダムで道に迷っていた時に、道を尋ねたおそらくバーの店主らしきおじ様も道はもちろん教えてくれるものの、後に必ずといっていいほど世間話がもれなく付いてくる。
北欧より下に降りると、気さくさが増すらしいとオランダで初めて思った。気さくってゆうかおしゃべり好きなのかな?
なぜだかオランダ語だけは覚えていかなかったのです。 あらゆるシーンで、あちらから英語で話しかけられる事がほとんどでしたし、「Hallo」も「Dank u」もほぼ英語と似ているので、喝舌の悪さでオランダ語に聞こえなくはないだろう…という考えのもと(笑)
最も英語が通じやすいのは若い世代らしいのだが、まぁイケメンやら綺麗なお姉さまたちが多いヨーロッパ。 ちょっと気恥ずかしくて話しかけにくいのです。
そこで話しかけやすいのがおじ様やおば様なんだけど。 けどちょっと世代を間違えると現地語しか話せない場合があるのです。それでも一生懸命に道とか教えてくれるのです。
全然聞きなれない言語でもなぜか言いたいことは分かったりするのは不思議。
話は逸れてしまったのですが、一人旅でも言葉の問題はなんとかなるってことです。
旅行で使う英語なんて特別なことをしない限り使う単語が限られているので、日常会話をするよりも簡単です。
ちょっと長くなってしまったので、この辺の話はまた後日UPします。
英会話上達の早道は、詰め込むことよりもたくさん聞いて話すことかなぁと思います。
一人旅願望のある女子が勇気を持って一歩前に進めますように。。。
海外一人旅デビューしてみますか?!