2013/08/31

チェコでもっとも可愛いらしい街へ

2012年4月1日

 この日は、前もって郊外の町に行く! と決めていたので、前日にチェコ鉄道のチケット売り場でチケット購入をしていました。

プラハ~český Krumlov(チェスキークルムロフ)まで。
1等車両で745コルナ。約3725円(1チェココルナは約5円)
この路線内なら、他都市に立ち寄ることも可能です。

české Budějovice(チェスケーブジェヨビッツェ)で1度乗り換えるだけでよい7:15出発の列車に乗りたかったので、朝急いでホテルを出てきました。

駅構内もなかなか広いので、30分前には着い
ていたと思います。

やっぱり駅構内で迷った。。。  説明が難しいのですが、チェコ鉄道横のエスカレーターを上がり、その奥につながる通路は一番左。一番奥が乗り場でした(ホームは変わる場合があるらしいので都度要確認です)。

コンビニでサンドイッチとお水を買いこんで、ホームに着きました。なんか既にやりきった感。。

運よく駅員さんがいたので、念の為確認したら、このホームで合ってた。よかった。。
 長距離路線の特急だというのに、なかなか年期の入った列車です(笑)

しかも、各車両に電光掲示板のようなものはなく、ドアに行き先が貼ってあります。しかも紙が。。

席に着いて気づいたのだが、チケットの検札をするのを忘れてた! 検札し忘れで罰金の場合もあるので、一度降りる!

でも… 検札の機械なんてあったけ?
さっきの駅員さんに聞くと、「じゃあ、スタンプ押してあげるよ」と用は済んでしまう。
 見間違いか? 検札の件で動揺していたからか? 1等車両が見当たらない。。。

仕方ないので、誰もまだ座っていない2等コンパートメントに座る。

あとから、英語圏の男子3人組が入ってくる。
こそこそと「日本人いるけど…」って彼らが言っていたのはしっかり聴こえましたよ。。

車窓は10分もすると急に牧歌的になります。

男子3人組が「バスって書いてある」じゃないの「チケット変更してもらおうよ」などと焦り始めてる。
私は気にせずサンドイッチを食べていたのだけど。

と、ある駅で多くの人が降りて行った。もちろん男子3人組も。

なにか見所がある駅なんだろうなぁ~なんてくつろいでいたら、車掌さんがやってきて、「あなたも降りて!バスに乗り変えるから!」って。

え~!!聞いてないよ。 ここまだチェスケーブジェヨビッツェじゃないじゃん。。。

私はバスが苦手なのである。。。
 どのバスに乗っていいのかも分からず、バス運転手らしき人に聞いてもチェコ語で「分からない」と言っているようだ。

近くにいた女子4人グループの子が、このバスって教えてくれた。 どうやら彼女達と行き先が同じようだ。

40分位でしょうか。 またどこか分からない駅に着き、今度は列車に乗れと。

こんな乗り換えホントに聞いてない。予想外。

写真右のバスで来て、左の列車に乗り換えてます。
この列車には1等車両がありました。

2等は8人掛けなのに対し、1等は6人掛け。

ずいぶんゆったりと座れます。











自分がどの駅で降ろされてバスに乗ったのか、ググっては見るものの、まったく分からないのです。

この駅舎がバスで着いた駅なのですが、探し出せないのですね。。。

3、40分位経ったでしょうか。 やっと本来初めて乗り換えをする予定だったチェスケーブジェヨビッツェ駅に着きました。

駅員さんに確認すると、一度地下を通って、3番で~す。と言った。
バスで私の前の座席に座っていた中国人カップルが、チェスキークルムロフ行きの電車のホームはどこ? って聞いてきたので、あっちですよと共にする。

このレトロな赤い電車に乗ります。
2両しかありません!!

車内はこんなかんじ。

ヨーロッパの電車って、やたら向かい合わせの席が多いように感じます。

先ほどの中国人カップル、中国人女子3人組、欧米系カップル…

とこの車両はかなりアジア~ンな雰囲気でした。
 車窓はさらに牧歌的になっていきます。

牛がいるぞ。

こうゆう風景は飽きるって人も少なくないですが、私はけっこう好きです。

日本って、郊外のに行っても看板って結構目にしてしまうものだけど、ヨーロッパってそうゆう邪魔な看板が無い。

ローカル線なので、各駅停車しますが、駅名すら小さくて「ここは駅なのか?」と見落とすことも。
着きました!

目的地であるチェスキークルムロフ。かなりの観光地な割に、駅舎は小さいです。売店は無かったと思う。かろうじて荷物預け場所はあるみたい。

中国人女子3人が、コロコロを預けてました。
列車だと3時間半掛かります。 バスだともうちょっと短縮されるし、運賃も安くなるようなので、バス利用の人が多いんだろうな。

そうそう、バス停が街のすぐそばにあるのでした。

私はバスに1時間以上乗れない人なので、こうして列車移動の方法を選んだわけです。

チェコ鉄道のホームページで、時刻表検索ができます。すごい便利!

CD  チェコ鉄道
 駅から、旧市街方面にいくバスが駅から出ているみたいでしたが、待たなきゃいけなさそうなので、歩くことにしました。

こんな時の為に、グーグルマップ拡大コピーを持ってきていたのでした♪

駅舎を右に出ると、tř.Miru (トジーダ・ミール)という通りです。
 道なりに進むと、こんな壁画に出会います。

ずっと道なり、道なり…
しばらく下り坂が続きます。
 おっ!

見えてきました♪

チェスキークルムロフの町並みが。
テンション上がる~♪
 途中、道が2つに分かれるのですが、こっちの道から行ってみることにしました。

こっちの方が道が古そうで雰囲気あるなぁと思って。。

さらに下っていくと、いきなり広い道路に出ます。

バスターミナルなんかもあって、かなり賑やかしくなってまいりました。
 途中、こんなカフェを発見。

入ってみたいねぇ。 しかし、この日は日曜日。。。  お休みかもしれないねぇ。
旧市街入り口である橋です。

ついに来た!とさっきまでの眠気も吹き飛んでいきます。

旧市街に入ると、まぁ!中世だよ♪

石畳がいい感じなんです。

ふと路地の方に目をやると・・・

 あっ!

めんこい♪ 一緒に遊ぼうよ。

この通りのカフェの前で遊んでいたワンコ。 テラス席のお兄さん達がやたら仲良さそうなので、「あなたの犬?」と聞くと違うって。


今気づいたのだが、この子は稀少犬種のプラシュスカー・クリサジークか?!
耳の形が少し違うようにも思えるけど、倒れてただけなのかなぁ。。。
近くにこの子もいました。かわいい♪

カフェスタッフさんが彼らのご飯らしきものをもってきていたので、カフェで飼われているのかもしれませんね。

とても人懐こくかわいい2匹でした♪
お城までの道のりは、お土産屋さん、レストラン、もうちょっと奥まった方になると民家もあります。

残念ながら日曜日ということで、閉まっているお店もあります。
 郵便局はここ。

ラッパのマークが目印。 やっぱり日曜はお休みなんですね。。。

あぁ、この街からハガキを出したかったよ。。
チェスキークルムロフ城の入り口に着きました!

すぐにインフォメーションがあり、城内ツアーの申し込みなどもやっているようです。

私はそのようなのには参加せず、ぶらりと敷地内を歩くことにしました。


つづく。。。







応援ありがとうございます。

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