2014/01/25

チェコ郊外 2つめの町 その2

チェコの郊外2つめの町の続きです。

ランチを楽しんだ後は、ターボルの町をのらりくらりと歩いてきました。
TripAdviserでちょっと気になったところがあったもので。場所がけっこう分かりにくいみたいなので、事前にGoogle mapを要チェック。


 とある方の投稿には「ここは絶対に行くべき!」と書かれていたので妙に気になってしまって。

ランチをしたレストランの後ろの道を歩いていくと、案内標識が「右に曲がれ」とあったのでそれに従って進む。。。

味のある標識ですね。

これは何の関係もないものと思われます。
ただ単にチェコ語が可愛いので撮影しただけです。

ホントにこんな道で合っているのか??

若干、山道なわけです。

この辺りに住んでいると思われる方は、ワンコのお散歩コースにしているようです。

ワンコにはよく会いました。

こんな小川も通りました。。。

本当に、本当にこの道であっているのだろうか。。。

と、道が急に開けて着いたようです!

Klokoty(クロコティ) という教会です。

ちょっとヨーロッパぽい感じはしないですね。


中に入ってみました。



この渡り廊下みたいなところがなんだか素敵です。

雪も積もっていました。

前年に比べるとだいぶ寒かったのを思い出します。

どうして最近縦の写真が横になってしまうのだろう…

このような祀られものもあったりします。

礼拝堂も入ってみようとしたのですが、ガチでお祈り中の方がいたので一瞬で退散させていただきましたよ。

私はキリスト教でもなければ、無宗教ですから。。。

「絶対行くべき!」と書かれていた割にはなぁ。。。 少し期待はずれな感じもしてしまいましたが、教会好きとしては行っておいても良かったところかもしれません。

外に出ると、向かいのお家にワンコがいました!

全然吠えないし、遊びたそうに見つめてくるの♪
この柵がなかったら一緒に遊びたかったよ。。

元気でね!

もと来た道を戻りまして、レストランからの道をさらに奥へ~と歩く感じですね。

次に向かうのは、Kotonov(コトノブ)城です。

来た道からでは入れないので、ぐるりと回ります。

あら、ステキ♪

一昨年に行ったチェスキークルムロフを思い出します。


くるりと回り込んで来て入り口っぽい方に行こうとしたところ、マダムが話しかけて来て、「コトノブ城に行く?今のシーズンは入れないよ。」って。

なんですと?!

あの上に上がって町の全体を眺めようと楽しみにしていたのに。。。

一度、旧市街のインフォメーションでどこか高い所に登れるところはないのか聞いてみたら、「コトノブ城とこの旧市街にある教会だと。。。」
 えっ?! どっちがほんとの情報なの???

コトノブ城に戻るのは少し面倒。 教会も入り口を探したのですが、上に上がれるような階段もない。。 どうなってるの~??

もういいです。高い所は諦めて、旧市街の入り組んだ道を散策することにしました。

また写真が横ですが。。。

けっこう細い道です。

これも横になってしまていますが。。。

ここは上の写真よりももっと細く、人ひとり通るのがやっと!

向こうから人が歩いてこなくてよかったです。



ターボルのマンホールはこんなのでした。















あっちにも、こっちにもとどんどん迷路みたいに先を進みたくなるような町でした。














猫が歩いているのを発見しまして。

すごーく人懐こい子で、足にスリスリしにくるの。
終いには腹をごろ~んと出して、「なでろ~」アピール。

おそらくどこかで飼われている子でしょう。
元気でね!

忘れていました! トジェボニで買っておいたハガキを出すのを。

トジェボニでは切手を買えなかったので、郵便局あってホントに良かった。。

さて、この町でのやり残しもないはず。
駅までの帰り道、電車まで少し時間があったので、チョコレート屋さんと本屋さんに寄ってきました。

本屋さんで少し長居してしまったので、焦って駅に戻ったのですが、ホームで待っていると世話しない感じのアナウンス。 電車も遅れてる?!

近くにいた人に聞いたら英語が分からないからとインフォメーションに連れて行ってくれました。

「何が起きているのですか?」と聞いても「あと10分で電車来ますから~」って。 はいはい、そうですか。。

帰りの電車もコンパートメント独占状態。 車内販売のコーヒーを買いまして。 30クーナです。(約150円)

買ってきたチョコレートを頂く。 私の大好きな「ピスタチオヌガーはあるのか?」と聞いたらあると。 車の形のチョコレートでした。 幸せになる甘さでした♪

この日は遠出でかなり疲れて、夜ごはんに何を食べたのかまったく覚えておりません。。。




チェコの国土は北海道ほどの大きさらしいのですが、郊外へ出るのにはなかなかの手間暇がかかります。

特急列車もあるのですが、割と大きな都市は行きやすいものの、少し外れた場所になるとローカル線に乗り変えたり接続がスムーズでない場合もあります。

だからこそやっと辿り着いた町が見所満載の観光地でなくても感動が大きいのかなぁと思います。

ただただのんびりしたい人はチェコの郊外はおすすめですよ♪



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2014/01/23

チェコの郊外 2つめの町


☆2013年4月2日☆

前回記事チェコ郊外 1つ目の町の続きになります。




おまけですが、トジェボニの駅に向かう途中で見つけた公衆電話。

行きと同じくローカル線で、Veselí n.Lužnicí(ヴェセリー ナド ルジュニチェ)駅まで向かいます。

30分程乗って、特急列車に乗り換え。

行き先は、電光掲示板のようなものは付いていなく、ドアに紙が貼ってあるだけです。

この列車に乗ってさらに30分程で着いたのは…




Taboř(ターボル)という町です。

ここは、トジェボニに行くので方面的に通り道だから帰りに寄って帰れるなという理由で行き先に決めました。

そこそこ大きな町のようだし。

ターボルの駅を降りるとすぐに公園があります。

20分程歩きます。

駅からはしばらく賑やかな通りなのですが、1本道を入った途端に急に雰囲気が変わりました。


大きな地図で見る



旧市街に入ったようです。

車での進行も難しそうな細く坂道だったりします。

向こうに車が写っているということは、現地の方は運転が慣れたもんなんでしょう。。。
雑貨屋さんやレストランなどもあります。 

この辺りでウインドウ越しに雑貨の撮影をしていたら、後ろから物売りの男性に話しかけられて。

2つでいくらでいいからなんて言われたのだが、正直可愛いとは思えない人形を売りつけられそうになったので、こんな時は言葉が分からないアピール。。。

やっと行ってくれたと思ったら、2度目の交渉されましたけどね。。。 残念、私は買いませんよ。。

壁にペイントされているところが多いです。

写真が横になってしまって申し訳ないです。

中にはこんな騙し絵的に立体に見えるペイントが施されているところもあります。

それから、この屋根の形がこの町のシンボルなのか、ターボルのホームページやパンフレットはこの屋根がイラストになっていたりします。

ターボル ホームページ




Náměsti jane žižký(ジシュカ広場)はこんなかんじになっています。

四角い広場にはほとんど車が止まってしまっていますが。。。

この広場を取り囲むように、教会やらインフォメーション、お店などが並んでいます。

のんびり写真なぞ撮っていたら、2時近くになっていました!

大変だ!お腹が空いている~。。

というわけで、営業時間が午前から夜の時間帯で書かれているこちらのレストランへ。

こうゆうところって、ランチ終わると一度お店閉めるんじゃないのか?

一か八か入ってみよう♪

最後のお客さんが変えるところで、シェフがまかないを食べているところでしたが、お好きな席へどうぞ~と通してくれました。 よかった。。。



 Restaurace škochův dům というお店です。


天井が高くなっていて広々いいかんじです♪

英語メニューは… ありませんでした(笑)

まぁ、郊外の町ではよくあること。想定内ですよ~!

というわけで、ウェイターさんに英語でメニューを読み上げてもらって、「チキン」と「バーベキューソース」を頼りにオーダーしてみました。

どんなのが出てくるのでしょう。。。









お先にビールを頂きます。

ビールも種類がいくつかあったのですが、私の大好きなチェコビール ブドバルを。

昼間っからおビール。最高ですな♪


イースターも近いので、テーブルにはイースターエッグがありました。





お料理きました!

やった!美味しそうなのがきました♪

チキンも柔らかく、ソースがこりゃまたウマイ!
そしてまさかのライス。うれしいね。

ターボルにまたよる事があったら、このレストランはまた来たい!

とにかくお腹が空いていた私。

何かデザートありますか? と聞いたら今日はチョコレートケーキあるよ!と。

じゃあ、このぐらいの大きさのとお願いしました。

ケーキも美味しかった。

スタッフさんの笑顔もステキなお店でした♪




お腹も大満足! この後このターボルの町を散策してみました。 続きはまた後日…



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2014/01/15

チェコ郊外 1つ目の町

遅ればせながら明けましておめでとうございます。 


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☆2013年4月2日☆

今年もだ。。。 列車の時間に合わせて行動しようと思ったら、ホテルの朝ごはんにありつけなかった。。。

前日に買っておいた列車のチケットを握りしめ、まだ薄暗く寒いプラハの街を歩く。。。 たったの5分ですけど。

昨年と同じく、長距離列車ホームを目指して… やっぱり検札のガチャンて機械が無い?!
昨年も同じことでつまずいてます。→チェコでもっとも可愛らしい街へ

今年は、ホームに車掌さんらしき人がいなくて、ってゆうか人という人がいないんだよ~!!  と、向こうから順に列車のタイヤ(っていうのかしら?)を点検している人がいる!

ダメモトで聞いてみる。 「このチケット、検札ってどこでやるんですか?」  何やら彼はチェコ語で説明してくれるのだけど。。。ちょっと分からない。

でも、検札は中でやるのでお入りなさい と言われたようです。 ん~優しい~♪ ディクユ!

地下鉄の場合は、検札する所がすぐ分かるのですが、長距離の場合はやはり検札機というのは無いようだ。中で車掌に見せればそこで初めて検札することになるようだ。 チケット出す時はちょっとドキドキだったけどね。。。



ちなみに、列車の時刻表は čDというチェコのサイトで調べています。 

そこでもちろん予約もできるのですが、私の場合は予約はせず時刻表をプリントアウトだけして、プラハに着いた日にCDの窓口に行き発券してもらっています。

2等のコンパートメントです。 しばらくは貸し切り状態です~♪






左のがチケット。

で、今写真を見ながら驚いているのですが、駅のコンビニで買ったツナサンドの賞味期限が買った日の3日後よ!!

チェコってこんなもんなの? 今までヨーロッパ各国でパン類のチョイ買いはよくやってきたけど。 消費期限までは見ていなかった。。。  

まぁ、超が着くほどお腹がデリケートな私が今まで大丈夫だったみたいなんで、消費期限はこんなもんなんでしょう。

もちろんこれを食べた後もお腹痛は起きませんでしたよ。


プラハ駅を出発すると、数十分は建物が視界に入ってきます。

チェコは若干建物が素朴な感じがします。 そこが視界がガチャガチャしなくてよかったりするのですが。。。


で、それが過ぎるといきなりこう…

牧歌的になるのです。 正直、どちらかというとヒマになります。

私は郊外好きなので、ヒマながらも「あの家かわいいな」とか「おぅ、車3台のミニ渋滞か…」とか 観察しながら楽しくやってます。

駅もだんだんと寂しくなってくるわけですよ。。。

でも、たまに少し大きめの駅に停まったりすると人がわーっと乗ってきたりする。

貸し切り状態だったコンパートメントもほぼ満席状態になりました。

道路に白くちらついているのは、雪です!

今年はどおりで寒いなと思ったのです。




さて、こんな朝っぱらからどこに向かっているのかというと…



大きな地図で見る



まず、プラハからVeselí nad Lužnící(ヴェセリー ナド ルジュニチー)まで約2時間の列車の旅。

この駅から、2両の小さなローカル線に30分程乗ってTřebon lázně(トジェボニ・ラーズニェ)に着きました。


ローカル線の車両の外観はこんなかんじ。

この駅に降り立ったら、そこそこ雪積もっていました。。。

さむ~。。。

トジェボニ・ラーズニェ駅舎はこう。

小さな駅なので、中には売店もありません。


どうやら釣りの町らしいのですな。

そうそう、この町に来た理由は… なんだったけ??

そうだ、旅行プランを練っている時、私は本当はTelč(テルチ)という町に行きたかったんだった。
電車でももちろん行けますよ、テルチまで。時間は4時間程掛かるけど。。。
バスなら3時間位で行けるみたい。

だけど、私はバス酔いするのでNG。

1泊も考えたけど、重いカバンを引きずって列車の旅もどうかなと。。

日帰りなんてしたら、ホントに行って帰ってくるだけになりそうだったので、色々考えた挙げ句にテルチは保留にしたわけです。

で、テルチのようなパステルカラーのお家が見れるところはどこなの? と探したところ、ここトジェボニが候補に挙がったわけなんです。

駅を背にして道なりに進むと、旧市街の入り口に着きます。

この写真左下のトンネルをくぐります。

ここは橋になっていて、小川がさらさらと流れていてそりゃ穏やかな雰囲気でした。

この水の色… 本当に小川なのか?!
まぁ、いいか。。。

鴨たくさんいました。

とりあえず、旧市街を1周ふら~っとしてみます。

あぁ~、可愛らしい♪
パステルカラーのお家がっ!!

特にこれ!っていう観光地ではないので、刺激を求めている方には正直退屈するかと思います。

古き良きお家とかアンティーク好きな人には退屈しないと思いますが。。。

旧市街もそんなに広くないので、1時間もあればゆっくり見れてしまいます。

旧市街も1周し終わるかというときに、可愛いチェコ人の女の子がこちらに歩いてきたんですよ!
辺りを見回したら、おじいちゃん・おばあちゃんとお散歩中だったみたい。

とても人懐っこい子で、一緒に散歩しろ!と言わんばかりにひっついてくる~♡

お別れの時もとても名残惜しそうにされました!
あぁ、あの子にまた会いたいな。。。


トジェボニのパンフレットやホームページによく使われている写真。

右側の1番高い所。 ホワイトタワーといって、ここに登って高い所からこのメインストリートを見降ろすことが出来るそうなのです。

ということで、インフォメーションに行ってみる。

どうやら、参加者が2人以上いないと鍵を開けられないそうで、もう一人来るまで待っていて欲しいと。





5分位待ったでしょうかね。 参加者らしき人が来ていないのに、鍵渡されるじゃない!

で、入り口がよく分からなくて、こんなところとか入ってみたりしたんだけどやっぱり違うみたい。 
しばらくすると、チェコ人女性がやってきて「タワーに行く人?」と聞かれた。

入り口はここ。 すっごいわかりにくいところにある。

そして鍵。 知恵の輪みたいな形状のと、南京錠用の鍵と2種類。 南京錠のほうはすぐに開けられたけど、知恵の輪のほうはさっぱり。。。

女性がインフォメーションで聞いてくる!と行ってきてくれている間になんとか開きました!

鍵の写真撮っておけばよかったなぁ。。。


階段で登りま~す!

4階くらいの高さまで登ったんでしょうか。
あまり息切れをしないうちに登りきることができます。

外に出たら、雪積もってる~!

しかも若干頼りないこの柵。。。 あまり寄りかからないようにしましょう。

うん。
やっぱり上から見た方が景色がいいですね♪

テルチの場合はこんなパステルカラーのお家が もっとたくさん並んでいるようだ。

でも、これはこれでありですね。
寒いのも手伝ってか、人が全然移り込んでいないし(笑)

別角度で。旧市街の入り口の方も撮ってみました。

夏に来てみたらもっと空の色も濃くて綺麗なんだろうなぁ。。。


気のすむまで写真を撮って、ホワイトタワーを後にしました。

チェコ人女性とも少しお話したけど楽しかった!

インフォメーションなども入っている建物のアーケードです。

この並びの商店で切手を売っているか尋ねたけど、売っていなかった。。。 ハガキは売っているのにねぇ。。


同じ並びにこんな可愛らしい雑貨屋さんもありました。

イースターが近いので、卵もディスプレイされていますね♪

トジェボニのマンホールはこうゆうのでした。

旧市街入り口にさらさらと流れる小川を辿っていくと、年期の入った建物が現れます。

ここはビールの蒸留所なんだとか。

このあたりちょっとした遊歩道になっていて、ワンコ(基本ノーリード)のお散歩している人も見かけました。

お犬様天国ですからね、チェコは。

さて、電車の時間も近くなってきたし、駅に戻りますか。

スーパーの駐輪場で飼い主さんを待つワンコ。

あぁ、かわいい♪


次の町へつづく。。。